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「LDV ワインカレッジ」 KIRINOKA VINEYARDS & WINERY × L’école du Vin ③
第9回のテーマは「ピノ・ノワールの収穫」
2日間日程(9、10回)の初日。
シャルドネ(第7回)同様、昨年は遅霜の被害を受け、収穫量の少なかったピノ・ノワール。
今年は、昨年分の栄養を蓄えているため、余分な栄養を発散させるべく、敢えて芽をのこし、葉を茂らせてきました。
そのお陰で、夏の猛暑でも、葉が日除けとなり、ゆっくりとした成熟を促すことができたことに加え、葉が雨避けとなり、レインカバーのような役割を果たしたとのこと。
作業前に沼田先生から収穫時の選果のポイントのレクチャーと収穫の目標量のお題をいただき、収穫スタート!



全体に病果のない健全なブドウですが、未熟な房や実は選果しながらの収穫。
慎重に作業を進めているためか、午前終了時の収穫量は目標の2割のみ。
午後は小雨の中、全員が黙々と収穫作業に取り組みましたが、夕刻に近づくにつれ、雨と周りの薄暗さで手元が見えづらくなり、今日の収穫は終了。
続きは翌日に持ち越しとなりました。
ワイナリーに戻ったあとは、醸造施設内で現在進行中の工程を見学。
醸造期間中の衛生管理についてもレクチャーを受けました。


講座後は、ワイン持ち寄りの懇親会。
乾杯のあとは、持ち寄ったワインを味わいつつディスカッションです。
事前に、
『第10回でカレッジ生が醸造作業に参加する“シャルドネ”に適していると考える酵母とその理由を考える』
という課題がでていました。
沼田先生からブドウの品質の判断や各酵母の個性、それによって齎されるワインのスタイルなどを解説をしていただきながらのディスカッションは、酵母やブドウについて深思する機会となっただけでなく、ワインの品質やスタイルは、畑が起点となるのだと再認識する時間となりました。

第10回のテーマは「シャルドネの収穫・醸造」
2日間日程の2日目。
8時にワイナリーに集合し、午前中は、昨日の取り残したピノ・ノワール組とシャルドネ組にわかれて収穫。
今回収穫するシャルドネのエリアは、ピノ・ノワールとして納品された苗が、成長してみたら、白ブドウ(シャルドネ)だった⁉︎
という納品間違いによって、赤白(ピノ・ノワールとシャルドネ)混植となっています。


シャルドネは、ピノ・ノワールに比べ、果粒も房も大きく、収穫が容易な品種なのですが、今回のエリアのものは、選果の必要のない房ばかりのため、サクサクと収穫作業が進みます。

一方、ピノ・ノワール収穫組は、予定のピノ・ノワールの収穫が終わるとピノ・ブランの収穫へ!
午後は、いよいよ仕込みへ。
午前中に収穫したシャルドネ、ピノ・ブランにサヴァニャン、プティマンサンも加えた4品種、合計370kg。

まずは、使用する機材やプラスチックタンクの洗浄と殺菌してから、を除梗・破砕作業へ。
除梗したぶどうをプレス機に入れ、搾汁開始。
フリーランジュースをタンクに収めると、続いて、プレスジュースの搾汁へ。
フリーランジュースとプレスランジュースを試飲し、風味の違いを実感しました。



プレスラン作業を横目で見つつ(終了まで数時間かかるので)、皆で除梗・破砕機や使用した道具の洗浄作業。
そして!
二人一組に分かれ、10分ずつピジャージュ作業を体験。
いざ、行ってみると、根気とパワーが必要でした。

カレッジメンバーが作業に参加したワインの出来上がりが楽しみです。