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【2025年初夏のワイナリー遠足:ルミエールワイナリー】
【2025年初夏のワイナリー遠足:ルミエールワイナリー】
毎年恒例の
レコール・デュ・ヴァン初夏のワイナリー遠足が
6月7日(土)に開催されました。
1号車・午後は、
「ルミエールワイナリー」を訪問。
(1号車の引率講師は、
富田講師・山川講師・末谷講師)
▼ルミエールワイナリー
ルミエールワイナリーの創業は明治18年(1885年)。
山梨県で養蚕業からワイン醸造へと
事業転換が行われた時期に設立され、
日本を代表する老舗のワイナリーとして
知られています。
“本物のワインを造るには、
本物のブドウを育てること”
創業からこの教えを忠実に守り、
自然の力を生かした農場の整備や
ブドウ栽培、ヨーロッパ品種の導入など、
品質にこだわり、長年培われた醸造技術と
若い醸造家たちの情熱と共に、
革新的なものづくりに挑戦し続けています。
山川講師に、
ワイナリー訪問の感想をうかがってみました!
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初夏のワイナリー遠足:
ルミールワイナリー
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今回、ご案内下さったのは、
木田 茂樹社長と
ソムリエの資格を持つ酒井勇治さま。
■ワイナリー到着
到着すると木田社長がお出迎え下さり、
まずは乾杯!
畑を見ながらスパークリングワインを
楽しめるのは最高です!
■畑見学
美味しいスパークイングワインに癒されたあとは
畑の見学です。
畑では、垣根仕立てと棚仕立ての畑を
見学させていただきました。
・ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑
・日本式の棚仕立ての畑
■そして、醸造棟へ
醸造棟にはいるとステンレスのタンクが
ずらっと並んでいます。
実際にステンレスタンクを始めてみる方も
いらして、皆さん、しっかりと説明を聞いて
いらっしゃいました。
■国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」、
歴史ある地下セラーを見学
こちらの「石蔵発酵槽」は、
耐酸性に優れた花崗岩で造られていて、
横に並んだ10基のうち
1基は随時メンテナンスされながら
現場も使用されています。
発酵槽一基の大きさは、
幅1.65m、奥行3.6m、高さ2.25m。
一基あたり10,000リットル以上の醸造が
できるそうです。
■テイスティング
続いて、お楽しみのテイスティング。
✻テイスティングアイティムは、
今回の遠足のために
特別にご用意くださったアイティムです!
①トラディショナル スパークリング
KAKITSUBATA NV
ブドウ品種:甲州、セミヨン、シャルドネ
樽発酵・樽熟成した甲州、セミヨン、
シャルドネをバランスよくブレンドし、
瓶内二次発酵で造られたスパークリングワイン。
※Glass of Bubbly Awards 2024
TROPHY受賞
②牛奥 デラウェア 2023
ブドウ品種:デラウェア100%
近年、栽培者が減少する一方で、
ワイン用品種としてもポテンシャルが
高いことから、熟練のブドウ農家である
的場 利明 氏に種ありでの栽培を依頼。
甲州市牛奥地区で、丹精込めて栽培された
良質なデラウェアのみで造られたワイン。
③石蔵和飲 2022
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA
こちらのワインは
山梨県産のマスカット・ベーリーAを
ワイナリーツアーで見学した
石蔵発酵槽で仕込んだ限定品。
イチゴなどの赤系ベリーのアロマと
柔らかなタンニンが感じられる
優しい味わいのワインでした。
④シャトー・ルミエール 赤 2016
ブドウ品種:
タナ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン等
欧州系赤ワイン用品種を厳選して醸造し、
小樽で15ヵ月熟成されたワイン。
ダークチェリーなどの黒系ベリーの香りに
樽からの香りが調和。
豊かなタンニンと酸が溶け込んだ、
奥深い味わいのワインでした。
スクールのワイナリー遠足では、
各ワイナリーの代表の方から
直接お話を聞けたり、
テイスティングのラインナップも
スペシャルな内容になっていたり・・・と
通常のワイナリー訪問では体験できない
内容になっていて、
ご参加下さる皆さんもとても喜ばれて
いました。
木田社長、酒井様
ワイナリーの皆様、ありがとうございました!
■ルミエールワイナリー
https://www.lumiere.jp/