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【2025年初夏のワイナリー遠足:シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー】
毎年恒例の
レコール・デュ・ヴァン初夏のワイナリー遠足が
6月7日(土)に開催されました。
1号車の引率講師は、
富田講師・山川講師・末谷講師。
1号車は午前中、
「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」を
訪問。
▼シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
「日本を世界の銘醸地に」というビジョンを
掲げ、日本ワインを牽引し続ける
シャトー・メルシャン。
その起源は1877年、日本初の民間ワイン会社
「大日本山梨葡萄酒会社」が
勝沼で創立されたことに始まります。
現在、シャトー・メルシャンには、
勝沼ワイナリー、
桔梗ヶ原ワイナリー、
椀子(まりこ)ワイナリーの
3つのワイナリーがありますが、その中で、
最も長い歴史を持つのが勝沼ワイナリーです。
https://chateaumercian.com/
富田講師に、
ワイナリー訪問の感想をうかがってみました!
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初夏のワイナリー遠足:
シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
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今回、ご案内下さったのは、
生駒ワイナリー長です。
■ワイナリー見学
最初は
それぞれの設備をご説明頂きながら、
ワイナリーを見学しました。
教室で学んだことを実際見ると、
とても良い学びになります。
ご参加下さった受講生の皆さんも、
熱心に説明を聞いていらっしゃいました。
■テイスティング
続いて、
生駒ワイナリー長の解説による
4種のテイスティング。
✻テイスティングアイティムは、
今回の遠足のために
特別にご用意くださったアイティムです!
それぞれのワインのテロワールや
醸造方法なども知ることができました。
①玉諸甲州きいろ香
セレクテッド・ヴィンヤード 2023
ブドウ品種:甲州100%
甲州種がもつユズやカボスといった
和柑橘を思わせる繊細な香りと
フレッシュな酸を楽しめるワイン。
②三珠甲州グリ・ド・グリ 2022
ブドウ品種:甲州100%
山梨県三珠地区で収穫した甲州を使用。
甲州の果皮が持つエッセンスを
表現すべく造られたワインで、
色調はオレンジがかった色で、
程よい酸とタンニンが感じられる、
ふくよかな味わいが特徴。
③穂坂マスカット・ベーリーA
シングル・ヴィンヤード
栽培責任者 猪股宣夫 2020
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA
こちらのワインは山梨県韮崎市穂坂地区の
猪股宣夫氏が育てた
マスカット・ベーリーAを使用。
猪股さんのMBAの畑は、
斜面が崖のようになっており、
穂坂地区の中で特に品質の優れた畑の1つと
言われています。
④鴨居寺シラー 樽選抜 2020
ブドウ品種:シラー
鴨居寺シラーは黒胡椒のテイストがあり、
同じ胡椒でも、椀子は白胡椒だそうです。
その違いは、2つにヴィンヤードの標高の差。
椀子の標高は600mで、鴨居寺は300mなので
香りに違いが出るそうです。
■そして、最後は
祝村ヴィンヤード【畑】を見学
祝村ヴィンヤードは、垣根仕立てで、
「カベルネ・ソーヴィニヨン」、
「メルロ」、「シャルドネ」など、
ワイン用ブドウ20種類以上を栽培している
ヴィンヤードです。
今回は、ちょうど、
ブドウの花も見ることができました!
短い時間での訪問でしたが、
とても内容の濃い充実した時間となりました。
生駒ワイナリー長、
ワイナリーの皆様、ありがとうございました!
■シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
https://chateaumercian.com/winery/katsunuma/index.html