2025.11.17 ソムリエ・ワインエキスパート試験

【ソムリエ・ワインエキスパート試験】頑張っているのに、受かる人と残念な想いをする人の違いは?

ソムリエ・ワインエキスパート試験は、膨大な知識量が必要とされる上に、一次試験の知識二次試験のテイスティング力の両方が求められ、ソムリエはさらに!三次試験において論述試験とサービス実技の試験がある、非常に難易度の高い試験です。

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きっと!皆さん、合格に向けて頑張っているはず!
なのに、受かる人、残念な想いをする人、何が違うのか?
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頑張っているのに受かる人と残念な想いをする人の違いは、一般的な資格試験と同様に「努力の質」にあると思いますが、「この試験特有のポイント」も大きく影響していると思います。
これまで多くの受験生の皆さんと合格に向かい過ごした経験を基に、それぞれの違いを3つの視点からまとめてみました。


1. 「一次試験(知識)対策の違い」

ソムリエ・ワインエキスパート試験の一次試験は、あの厚い!ソムリエ教本の膨大な情報から正確な知識を問われるため、「ただ読む」だけの勉強では太刀打ちできません。
独学で勉強されている方は、途中!(無理なんじゃないか…)と心が折れそうになってしまう方もいらっしゃるかと思います。

大変だからこそ、「一次試験合格の秘訣!」「合格するためのポイント」を知って、勉強をしていくことが大切。

でも、このポイントを知る!ということは、初めてトライする試験の場合、本当に難しいことだと思います。

一次試験は数年前からCBT方式に変更され、受験期間も長くなりました。
そのため、出題数120問(例年の出題数)に対して、数千問の問題が用意されていることが予想されます。
そこで、ポイント!!と言われても、ポイントを絞ることが難しい…。また、受験者は問題内容を流してはいけないことになっているので、実際に、どんな問題が出ているのかもわからないのが現状。

結果、やはり、この試験においての基礎力をしっかりと身につけているのか?がポイントになると思います。
この基礎力がわからない時は、近年、受験された方のアドバイスをもらったり、短期間で効率的に勉強するなら、スクールを利用するのも良いことだと思います。


2. 二次試験(テイスティング)対策の違い

テイスティングは知識と経験とトレーニングが結果を左右し、この対策で大きく差がつきます。

テイスティングも、まず!基本のフォームを身につけること。また、なぜ、そう感じるのか?の知識も必要です。
知識と経験値の両輪が揃って、テイスティング力が上がっていくのだと思います。

また、こんな方もいらっしゃいます。
「私はテイスティングが苦手です。」と消極的になってしまう方。

テイスティングの魅力は、ワインの個性=キャラクターを知り、そのワインを存分に楽しむ方法を考えていけるようになること!

たしかに、テイスティングは奥深いので、簡単にはわからないことも多いと思いますが、わからないことを気にしすぎて消極的になってしまっていては、掴めるものも掴めなくなります

奥深いテイスティングですが、目の前のワインに素直に向かっていき、少しずつわかるようになっていくことを喜んでいった方が、結果、合格に近づいていくと私は思っています。


3. 最後に「メンタルと姿勢の違い」


合格される方、総じてワインに対する「あくなき探求心」と、「自己管理能力」に優れています。

モチベーション管理なども大切ですが、何より、仕事や家庭やその他、多用な皆さんが仕事以外に学びの時間を持つことここが一番難しい課題になるかもしれません。

この試験に受けるためには、やはり、最低限の学びの時間は必要!
毎日の中で、どこなら時間を取れるのか?を早い段階に探し、試験勉強を進めていくと良いでしょう。

そして、ご多用な方は「隙間時間」を大切にすること!

「たった5分で、10問の知識は身につけられないかもしれませんが、たった5分あれば、1問の知識は身につけることができる!」その積み重ねが合格に繋がります。

また、モチベーションを下げないための工夫として、ゴールから逆算して、今月何をすべきなのか?
今月することが決まったら、今日何をしておきたいのか?というように、小さな目標を立てて、その日の目標が達成できたらカレンダーや手帳に〇をつけていく!といった小さなご褒美を決めておくのもおすすめです。

良い勉強仲間を作っておくのも良い

このように、知識を楽しみながら吸収(探求心)し、試験に向けてモチベーションを上げていき自分を詰めていける自己管理能力に優れている人は、試験に強い人だと思います。


合格するための一歩
努力の量が足りないのではなく、努力の方向性や質が少しずれているだけ!かも…

もし、あなたが「頑張っているのに」と感じているなら、それは努力の量が足りないのではなく努力の方向性や質が少しずれているだけ!かもしれません。

特に「アウトプットの質と量」とに焦点を当てて、今の勉強法を見直してみると良いと思います。

ワインの学びは、合否だけではないと思いますが、でも、やっぱり!!合格に向かって一生懸命頑張ってきたら「合格したい!」はず!せっかく!

頑張っている皆さんが一人でも多くの方が合格されることを祈って、こちらのコラムを書いてみました。

合格後に必ず道は広がる!

一緒に、頑張っていきましょう!


■スクール事務局より

塩入早苗講師は、
資格取得講座において輩出した合格者数は2,000人以上!
毎年多くの受講生を担当し、一次試験の合格率は17年連続!9割超。また最終合確率も7割超の高い合格率を誇る「ソムリエ受験のプロ」。[2024年度実績]。
また、塩入講師の人気の理由は、合格率の高さだけではなく、受講生への愛情が伝わるからと多くの受講生から支持されています。


【無料】
2026年度 ソムリエ・ワインエキスパート受験 説明会
 実施中!

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スクールでは、受験をお考えの皆様に、無料で参加できる受験説明会を開催しております。
是非、お気軽にご参加ください

Author

塩入早苗

Shioiri Sanae

  • 日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ
  • 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA
  • WSET® Level 3 Advanced Certificate
  • チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル
  • テキーラ・マエストロ
  • SSI認定 日本酒唎酒師、および日本酒品質鑑定士
  • 日本教育推進財団認定 コミュニケーション能力1級
  • レコール・デュ・ヴァン
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