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サンマリノ共和国 国営ワイナリー・ワインアンバサダー就任:渋谷校校長 青木晃
この度、ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」渋谷校 校長として、そして“ソムリエドクター”として、大変光栄なご縁を頂きました。
畑久美子統括副校長のご推薦、株式会社オッジフルッタの古堅裕子社長のご尽力のもと、フジテレビの島田彩夏アナウンサーと共に、サンマリノ共和国 国営ワイナリーのワインアンバサダーに任命されました。
2025年7月18日、東京・六本木の国際文化会館にて行われた任命式では、本国からお越しくださったディレクターのミケーレ・マルゴッティ氏、大阪万博実行委員会委員長のフィリッポ・フランチーニ氏、同パビリオンディレクターのラウラ・フランチオージ氏のご臨席のもと、正式に任命書を拝受いたしました。
【サンマリノ共和国とは?】
イタリア半島中部、エミリア・ロマーニャ州とマルケ州に囲まれた世界で最も古く、最も小さな共和国のひとつ。その総面積はわずか61km²と、東京都世田谷区ほどの広さです。
この美しい丘陵地帯では、古代ローマ時代からブドウが栽培されてきた歴史があり、地中海性気候と石灰質土壌に恵まれた土地から、個性豊かなワインが生まれています。

Photo:Contatti Consorzio Vini Tipici di San Marino HPより
1979年設立の国営ワイナリー「Consorzio Vini Tipici di San Marino」では、地元固有品種を大切にしつつ、最新技術を取り入れた白・赤・スパークリングワインが造られており、ヨーロッパ各地のワインコンクールでも高い評価を得ています。

Photo:Repubblica di San Marino
Facebookより
【サンマリノワインの魅力】
まだ日本ではあまり知られていませんが、現地で実際に味わったサンマリノワインには、以下のような魅力があります:
•歴史と伝統を重んじた、小規模かつ丁寧なワイン造り
•有機栽培に準ずる畑仕事と自然との共生
•海風を感じさせるミネラル感豊かな白ワイン
•美しい酸と果実味のバランスが際立つ赤ワイン
•ミケーレ・マルゴッティ氏の参画以降、品質が著しく向上・安定
特に、リボッラ、ビアンカーレ、サンジョヴェーゼといった品種を使用したワインには、イタリア本土の銘醸地にも引けを取らない魅力があります。
今後は現地ワイナリーとの連携や、スクールでのセミナー、イベントを通じて、サンマリノの稀少で美しいワイン文化を日本の皆さまにご紹介してまいります。この活動を通じて、皆さまの食卓にサンマリノの太陽と風土を感じるような一杯が届き、より豊かな時間をお楽しみいただけることを願っています。今後の展開に、どうぞご期待ください!